企画には「鷹の目」と「蟻の目」が重要です。

例えば、日曜大工で犬小屋をつくろうと思った場合、まずどんな犬小屋にしようかスケッチしますね。
全体の形、色、ざっとした機能。

これでOK!となれば、より具体化しますね。
寸法は、材料は、機能を実現するための仕掛けや構造は・・・

企画も同じです。
まず全体像を組み立て、それでOKとなれば行動に起こせるよう詳細を具体化していきます。
つまり、「鷹の目」で全体像を捉え、「蟻の目」で詳細を組み上げます。

進めていく上で大切なのは、最初の段階でOKとするかどうか、企画の場合経営者の判断となることが多いですね。ここでは、まず「どういう企画なのか、この企画を実践することでどんな経営成果が生まれるのか」ということがわかることが大切です。最初から詳細まで組み立てていても、NGとなっては先に進めません。経営者が決済できる情報がまず必要です。

決済が下りれば、詳細を組み立てます。実際に企画を実行するとなれば現場レベルでの詳細な設計図が必要になります。誰が何をどのタイミングで・・・

「鷹の目」と「蟻の目」でつくる。
分けて考えると、より組み立てやすくなりますね。