2013年3月19日、3月度の増販増客勉強会を開催しました。

今回は、商店街の婦人服の成功事例、「集客」を目的とした催事開催で売上昨年対比180%を達成した素晴らしい事例です。

小売の中心が商店街から郊外型大型店に移り変わり、顧客の消費動向が大きく様変わりしているのは全国でよく聞かれるケースです。そんな中、対抗やりがちなのが安売り。当然資本の大きなところと価格をはりあっても決して勝つことは出来ません。「価格を下げるのではなく、価値を上げる」、この事例はそんな戦略をとりました。

「売る」のが目的ではなく、「集客」を目的とした催事を開催。礼服を着て出かける機会での「マナー講座」を開催し、顧客満足度をアップ。その先には「このお店で買うのが安心ね」という、価格を超えた価値を提供することで昨年対比180%の成果に繋がったのでしょう。

また今回のポイントのひとつに「アンケート」の実施があります。顧客の声を集め、分析することで自社の進むべき方向性が明確になり企画が組みやすくなりました。

参加者の皆さんに、この事例をCTPTの図式に当てはめ解説、ディスカッションでは活発なヒントの交換が行われていました。

成功事例には必ずヒントが隠されています。そのヒントを教えてもらうのではなく、自分から見つけ出すことの方が身に着くことを参加者の皆さんは周知されています。
今回もたくさんのヒントを見つけられたようです。