身内マーケティングと聞くと、「身内?」と思うかもしれません。
この身内を単なる親戚縁者だけに捉えてしまうと話がややこしくなりますので、もう少し幅を広げて考えてみましょう。
「売上を作らなければ!」とあせってチラシを蒔いたり、DMをどんどん送ったりしてうまくいかなかった例はありませんか?
多くの人がこういう時マスマーケティングに走ります。この手法ではとても効率が悪いんですよね。
ご承知のように、商売は信頼の上に成り立ちます。関係の薄い人から突然DMが届いても・・・、あなたならどう感じますか?
特に、新規事業、新規創業時は顧客がゼロです。資金が豊富にあれば大きな投資もできますが、なかなかそういうわけにもいかないでしょう。
であれば、投資は少なくても確実に売上を作っていく方法を考えるのがベターでしょう。
そこで、既に関係がとれている人から広げていきます。
「新しい商品なんだけど、ちょっと試してみませんか?」
「新しいサービスを開始しました。まずは大切なお客様からご案内しています」
「今度、お店を開くんだけど、是非来てね」
もちろん、誠心誠意努めることは大切です。関係がとれていると言って気を緩めてはいけません。その成果が評価され、あなたと関係のとれている人達からクチコミの可能性もあります。このクチコミは強力ですよ、あなたの応援者ですから。
この人達を「身内」と言います。
仕事、プライベート等の上で信頼関係がとれている人達、顔の見える人達をターゲットしたマーケティング。
小さな成功の積み重ねが、大きな成功につながっていきます。